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介護者の半数「体に不調」(医療介護CBニュース)

 認知症の人や障害者らを主に在宅で介護する人の半数以上が、体調を崩している可能性があることが、介護者の権利擁護を目指すケアラー連盟のアンケート調査で分かった。また、半数以上の介護者が「自分が社会から孤立している」と感じている上、心の不調を自覚する介護者が全体の4割近くに達していることも明らかとなり、在宅介護が介護者の心身や生活に重くのし掛っている現状が浮き彫りになった。

 ケアラー連盟では4月から6月にかけて、各種の障害者や認知症の家族らを介護する人を対象にアンケート調査を実施。5月末までに得られた250件の回答について集計し、中間報告としてまとめた。

 それによると、「現在、あなたは身体の不調を感じていますか」という問いに対し、52.4%が「不調を感じている」と回答。「こころの不調を感じていますか」との問いに対しては、38.8%が「不調を感じている」と答えた。身体の不調を感じている介護者の76.3%は医療機関を受診していたが、心の不調を感じている介護者の62.9%は受診していなかった。

 さらに、「介護していることで『自分は孤立している』と感じる(感じた)ことはありますか」という設問に対しては、50.4%が「感じる(感じた)ことがある」と回答。「将来の暮らし向き」に不安を持っている人(「不安は大いにある」と「不安は少しある」)は88.8%に達した。

■4人に3人が「介護が仕事に影響」

 また、「介護のために、仕事の勤務時間を減らしたり、転職したり、退職したことはありますか」という質問に対し、介護が仕事に影響を及ぼしたとした人(「勤務時間を減らした」「転職をした」「退職をした」「休職をした」)は76.5%に達し、「変わりはない」「その他」を合わせた23.5%を大きく上回った。

 このほか、希望する支援内容としては、「緊急時の被介護者への介護サービス」「在宅介護者手当の支給」「年金受給要件に介護期間を考慮する」「被介護者へのサービスや制度の充実」などが多かった。


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